気が付けば3月ももう終わりに近づいてきました。
畑の雪もこの所随分と溶けるスピードが増してきました。1m以上あった積雪も、もう30センチを切る勢いです。
畑の外周は籾殻くん炭を撒いていたお陰で既に地面が見えてきています。溶けた所からウサギ避けネットを張る作業も始めています。
いよいよ本格的に畑のシーズンが始まります!
今年も収穫量アップを目指して頑張ります!!
気が付けば今年も残すところ数日となりました。
収穫を終え、醸造もひと段落。
畑仕事に戻り、剪定や畑の冬支度を終えたのが12月13日でした。
今年は12月の気温が高く、雪が降っても雨ですぐに溶けることの繰り返しでしたが、ここ数日ようやくまとまった雪が連日降り続き、あっという間に積雪は60センチを超える勢いになってきました。
畑の樹も雪に隠れてしまえば凍害の危険も無くなります。
それまであと一歩という所です。
今年一年頑張ってくれたブドウ達に感謝の気持ちを伝え、今シーズンの畑仕事を終えました。
冬の間は今年のワイン達の成長をしっかりと見守ります。
本年も宮本ヴィンヤードを応援して頂きありがとうございました。
来年は更なる飛躍の年にしたいと思います!
皆様もよいお年をお迎えください!
7月、結実の時期になるとやはり樹勢の強い区画を中心に花が流れてしまっており、今年も収量は少なめに・・・
しかしほどよい樹勢の樹にはそれなりに房が付いており、去年とは違う手ごたえも感じます。
防除は7月中旬からツクシ液からボルドー液に変えて、ベトの本格的な発生に備えました。
虫の発生状況としてはコガネムシは例年通り、スズメガはかなり少ない印象。
4年目になって枝や葉の数が随分増えてきたので、以前のように躍起になって虫取りをしなくても、少しくらい食べられても大丈夫だという気持ちのゆとりが出てきた感じです。
しかしながら畑の忙しさは相変わらず。
そこに拍車をかけたのが7月末に参加したJICAの8日間のジョージア(グルジア)視察団でした。
視察では非常に貴重な経験をさせていただいたのですが、その報告はまた後日。
帰国して待っていたのはベト病、サビダニ、ブドウトリバのトリプル発生、しかも草はボーボー、枝は伸び放題という緊急事態の畑でした。
2~3週間かけてようやく事態を収拾しましたが、本当にバタバタの8月となりました。
シーズン後半戦へ続く・・・
以前のブログを中断して何年が経ったでしょうか。
ブルゴーニュの現場から学生、研修生の身として、そしていちワインファンとして気の向くままに書いていたブログ。
今はもうデータも残っていませんが、ただひたすらワインの事だけを考えて突っ走っていたあの頃がとても懐かしく感じます。
初心忘るべからず、ということでブログのトップの写真だけは以前と同じコルトンの丘です。
帰国して紆余曲折ありましたが、2年前にようやく念願の畑を持つことが出来ました。
今年は3年目ということで、ようやく少し収穫も出来る条件が整ってきました。
このブログでは今後私たちの畑の様子を中心に近況をお伝えできればと思います。
以前のように頻繁には更新できないかもしれませんが、今後ともよろしくお願いいたします。