MIYAMOTO VINEYARD

宮本ヴィンヤードは北海道三笠市にある小さなワインブドウ畑です。


ブドウ畑について
私たちの畑は北海道三笠市、美しい丘陵地帯が広がる達布地区にあります。
2haの畑には現在ピノ・ノワール、シャルドネ、ピノ・グリを中心に約4000本の樹が植わっています。
もう少し植えられるスペースがあるので徐々に増やしていく予定です。

栽培のコンセプトは「いかにブドウとそれを取り巻く環境に向き合えるか」です。
日々の観察を怠らずにしっかりブドウと向き合っていくことで余計な農薬は減らせると考えます。
また、ブドウの樹だけでなく土の状態、雑草の種類、住んでいる虫たちなどにも目を向け一つの環境としてバランスを取っていきつつ、ある程度の生産性も確保する・・・
どこまで自然の力に任せ、どこまで人が介入するのか。
大変難しいことですが、あきらめずに取り組んでいきたいと思います。


私たちはブドウの樹達に名前をつけました。
Vignes Chantentes(ヴィーニュ・シャンタント)
フランス語で「歌うブドウ樹たち」という意味です。
すぐれた畑のブドウは大地から水や養分と共にその土地の個性とも言える要素も取り込みます。
土地や地形に起因する気候の特徴やその年ごとの天候の傾向によってもブドウの味に違いが生まれます。
そしてそれらの特徴(テロワール)を生かすも殺すも造り手の栽培技術であり、醸造技術であったりします。
ブドウ樹の声を聞き、ブドウが自らなりたいワインになる手助けをし、そしてグラスの中でブドウ達に「歓喜の歌」を歌ってもらう・・・
そんな造り手になるためにこれからも頑張っていきます!




畑の出来事

2011年8月
三笠市達布地区の2haを開墾
2012年5月
ピノ・ノワール、シャルドネを中心に約3000本を定植
                        
2013年5月
ピノ・グリを中心に約1000本を定植