MIYAMOTO VINEYARD

宮本ヴィンヤードは北海道三笠市にある小さなワインブドウ畑です。


2016年

2016 収穫

久しぶりの更新です。

今回は収穫の報告です。

今年の収穫はピノ・ノワールとピノ・グリが10月15、16日。シャルドネが10月25日となりました。

10月に入ってからというもの雨と低温続きでかなり難しいコンディションでしたが、ブドウ達は健全な状態を保ち続け、僅かな好天を縫うようにして無事に収穫となりました。

収穫量は予想通り伸び悩んだものの、全体で去年より75%増となり、この非常に厳しい年を考えばまずまずと言って良いかと思います。

そして少ないながらも質の高いブドウが収穫出来たのが今年の特徴でもあります。

今年のワインも2015年同様にかなり良いワインになりそうです。

 

醸造では去年の経験を踏まえて新たな試みや試行錯誤も続けています。

2016年のワイン達がどんな仕上がりになるのか楽しみです。

 

2016年夏

すっかり更新が滞ってしまいました。。

気がつけばもう9月。来月には収穫です。

今年の夏も色々なことがありました。

春先のカスミカメの被害、6月の多雨、7月のベト病発生、8月の台風直撃ラッシュ。。

息つく暇もないほどいろんな事が起き、それに対応する為に奔走する、そんな今年の夏でした。

一番痛かったのは樹勢の強い樹の結実不良とシャルドネの実ベトです。

シャルドネは予想より収穫量がかなり少なくなってしまいました。

ピノ・グリも花芽が少なくて全く収量が伸びず。

ピノ・ノワールだけが比較的順調に収量が伸びそうです。

トータルとしては去年より増えるのは間違いないのですが、増え幅が目標には至らないような状況です。

これから収穫まで今年も雨がちな天気予想ですが、何とか持ち直して欲しいものです。

 

芽吹きの季節

空知の桜も満開を過ぎて葉桜が目立つようになり、ブドウは芽吹きの季節を迎えています。
宮本ヴィンヤードは今年で5年目、ブドウの樹も段々と太くなってきており、樹形がある程度出来てきた物が多くなってきました。
今年は霜の害も無く芽出しも順調、スタートとしては良い感じです。
今までで一番の収穫になる事は間違いない、と自然と明るい気持ちで畑に立つようになっている気がします。

 

雪融け間近

気が付けば3月ももう終わりに近づいてきました。

畑の雪もこの所随分と溶けるスピードが増してきました。1m以上あった積雪も、もう30センチを切る勢いです。

畑の外周は籾殻くん炭を撒いていたお陰で既に地面が見えてきています。溶けた所からウサギ避けネットを張る作業も始めています。

いよいよ本格的に畑のシーズンが始まります!

今年も収穫量アップを目指して頑張ります!!

本年もよろしくお願いいたします

2016年最初の更新になります。

この冬は暖冬で始まりましたが、クリスマスから年明け以降かなりの雪が一気に降ってくれたおかげでブドウ達は無事に雪の下に埋まりました。これで凍害の心配はなさそうです。

あまり降りすぎても家の雪かきが大変なのですが、今のところ積雪量は90センチ位と平年より少し多い程度。

最近の気候は極端化が進んでいますが、何事もほどほどが一番。グレートヴィンテージなんて望みません!いつも通りの平均的な年になりますように!